水晶の産地


世界中で水晶の色々な産地があり、その産地によって特徴があり個性があります。 私が石に夢中になる最初に出会った石が水晶であり、そして今でも最もお気に入りの石は水晶です。 ここではShantydevaで扱うヒマラヤ水晶の産地についてご説明します。


ヒマラヤ山脈


ヒマラヤ山脈(Himalayan Range)は、アジアの山脈で、地球上で最も標高の高い地域である。 ヒマラヤは、インド亜大陸とチベット高原を隔てているカラコルム山脈、ヒンドゥークシュ山脈、パミール高原から続く 無数の山脈から構成される巨大な山脈である。ヒマラヤ山脈はブータン、中国、インド、ネパール、パキスタン、アフガニスタン の6つの国にまたがる。いずれも最大級の大河であるインダス川、ガンジス川、ブラマプトラ川、長江の水源となっており、 このヒマラヤ水系には約7億5千万人の人々が生活している。 ヒマラヤには、エベレストを含む、地球上で最も高い14の8000m級ピーク(独立峰)がある。 プレートテクトニクスによると、ヒマラヤ山脈は、インド亜大陸のユーラシア大陸への衝突により形成された。 インド亜大陸の北上は続いており、ヒマラヤ山脈の成長し続けているといわれています。 ヒマラヤはこの星の龍脈、地球上でも最も力のある場所とされ、何億年もの間、近づく者を拒みつづけたヒマラヤの高地で 育まれた水晶には、極めて大きなパワーが宿ると言われ、他の産地の水晶とは区別して扱われています。


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クル産


インド北部ヒマラヤの麓に位置するヒマーチャル・プラデーシュ州のクル渓谷で採掘せれる水晶です。 神々が住む山として古代より崇拝されてきたヒマラヤ山脈はとても霊力の高い場所とされています。 その地で長い年月をかけて育まれたヒマラヤ水晶は水晶の中でも特に強いエネルギーを秘めているといわれています。 現在、クル渓谷の近くのマニカラン産(パールバティ産、アイスクリスタルが採掘される。)も人気があります。


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ガネーシュヒマール産


ガネーシュヒマールとは、ネパールの国の形の横長長方形の上の部分、チベットとの境あたりにある山の名称です。 一つの山をさす名詞ではなく、7000m級のガネーシュヒマール山を含む、6つの山をさすそうです。 この6つの山のどこから採堀された石でも”ガネーシュヒマール産”となるそうです。 このガネーシュヒマール産の水晶は、手掘りで採堀しているそうです。 特にこの産地の特徴であるクローライト入りの水晶は、標高が高い(4〜5000m)ところでしか採れないみたいです。 ガネーシュ(ヒンドゥー教の神様)が住む山と言われ、ここの水晶は水晶の中でもとても力の強い水晶だと言われています。 水晶の意味合いとしてはオールマイティーの効果を発揮すると言われますが、ヒーリングと言う分野において ガネーシュは最強とも言われています。


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